ディライト事業部 マネージャー:藤原

これまで長い期間ほぼ１人でブランド運営をしてきたので、
限られた時間の中で頭の中にあるアイデアをなかなか思うように具現化出来ず、
フラストレーションが溜まる事もしばしばでした。
エムズに入社して、プロフェッショナルなスタッフの腕と知恵をお借りしながら進めていくことで
多角的なモノの見方や、自身が持っていなかった発想、新しい発見があり、
また、クリエイティブに於いては深度とクオリティが深まり、営業面では世界が広がりました。
そして、新しい事に真剣に挑戦させて貰える社風が特に有難く、良かったと思うところです。
僕がデザインするCHIDORIは、トランスフォームがコンセプトです。
あるアイテムが別のアイテムに変身したり、デザインやカラーが変形する事が特徴です。
なので、シーズンテーマはあまりハッキリとは決めず、初めにあるのはそのギミックです。
ギミックを思いついたら、そこにデザインを乗せ、生地を当て込みます。
そして仕様書とパターン作成、サンプル縫製、修正、量産というのが大きな流れです。
トレンドを追いかけるのではなく、ここにしかない唯一無二の商品作りを目指しているので
３Dでのシュミレーションやサンプリングで何度もテストを繰り返し
ようやく世に生まれ出る。といった感じです。
いわゆるファッションの４大都市である、パリ/ミラノ/ニューヨーク/ロンドンは
個人的に昔から目指しています。
ですが、ブランドとの相性やご縁、世界情勢など様々な状況がありますので柔軟に対応できればと考えます。
世界で通用するブランドを作る事です。